連理の・・・

・・・生前、仲睦まじかった男女が死後に植物となって尚も寄り添った、という伝説。

東洋の「連理の枝」だけでなく、ギリシャ神話にも似たようなものがあります(ピレモンとバウキス)。

もっとも、東洋の伝説は男女が互いに非業の死を遂げる、という悲劇性が強く、

ギリシャ神話は神々へのそれとは知らぬ善行への報いとして描かれていますが。

 

 

 

 

この二人は、生きて共に在ることは出来るのでしょうか?それとも・・・

 

 

 

一度は失った最愛の存在。

その存在が遺してくれた、瓜二つの、あやうくもいとおしい存在。

 

二度と運命に翻弄され、分かたれぬよう・・・

 

-・・・今は・・・交わることはできずとも、せめて共に在りたい。