『野に咲くあの花のように』
私は、
慎ましくもたくましく地に足をつけて生きて生きたい。
風雨や自分を苛むものにも負けぬように強くありたい。
ささやかでもいいから喜びや幸せを感じて笑顔でいたい。
そして心地よい風に身を委ね、自由を感じてみたい。
そう、
地中に根を深く張りたくましくその身を支え、
風雨にも負けぬよう円を描くように地に葉を広げ、
暖かな陽に包まれながらその金色の花を綻ばせ、
そして柔らかくも快い春の風にその実を委ね、新たな世界に旅立っていく。
険しき峰に気高く咲く高嶺の花も美しいけれど、
温室で愛でられ育てられ『作られる』花々も華麗だけど、
それでも私は・・・
野に咲くあの蒲公英のように、常に在りたい。
ルキアの御誕生日記念『かきもの』です。
拙宅では、毎年何故かルキアだけは・・・決意表明チックなモノローグになってしまうような気がします。
きっと、ルキアには一人で凛として立つ、そんな存在であってほしいという個人的な願望というか、我侭があるのかもしれませんね・・・。
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